SoftAPを使用してiPadをWifi接続する

奥様の実家へ行った際に、iPadにて撮影した写真をノートPCに移そうとしたのだが、そこにはWifi環境がなかった。
もちろんiPadのUSBケーブルは持ち歩いてはいない。


アドホックなら行けるのじゃないかと思ったのだが、ちょっとネットで調べたところ、Windows8では通常アドホック接続はできないとのこと。
しかし、代わりにWindows7からSoftAPという機能があることがわかった。
SoftAPとは要はWindows PCを無線LANアクセスポイントとして動作させる機能のようだ。

設定方法等についてはWindows 7 SoftAPとは、SoftAPの設定手順Windows 7新時代:第12回 使い勝手が大幅に向上したWindows 7のワイヤレス機能 (2/3) - @ITを参考にさせて頂いた。

設定方法のみここに記載しておく。

SoftAP設定方法

まず管理者権限でコマンドプロンプトを起動しておく。

netsh wlan set hostednetwork mode=allow

これによりホストされたネットワークを許可する。

netsh wlan set hostednetwork ssid=example_ssid

これによりホストされたネットワークのSSIDを指定する。

netsh wlan set hostednetwork key=<パスフレーズ> keyusage=persistent

これによりホストされたネットワークのセキュリティキーを指定する。
keyusageにpersistentを指定することによりセキュリティキーが保存され、次回も同じキーを使用できるようになるようだ。

上記設定を行った上で以下のコマンドを実行することでホストされたネットワークが開始される。

netsh wlan start hostednetwork


以上の設定を行うことにより、無事、奥様の実家でもiPadとPCが通信することができるようになった。


更に、iPadをノートPC経由でインターネットに接続する場合は、インターネットに接続しているネットワークアダプタのプロパティにてインターネット接続の共有を許可するように設定する必要があるようだ。
こちらについては詳細は後日確認した上で記載するかもしれない。