PCオーディオ環境構築

自宅ではONKYOのミニコンポにヘッドフォンアンプをつないで音楽を聴く環境があった。
しかし、ミニコンポは居間にあたる部屋のテレビの下に置いているので、テレビ視聴中は音楽が聴けない状況であった。
妻はテレビを見るのが大好きなので自宅に居る間はほぼ常にテレビ視聴中。
つまり、ほとんど音楽を聴くことができていなかった。
ヘッドフォンはULTRASONEPROline 2500というオープンエアータイプで外音が結構聞こえるためテレビを視聴している横で音楽を聴くのはちょっとしんどいのだ。


そのような経緯があり、ふと思い立ってPCで音楽を聴く環境を作ることにした。


PCはテレビとは別の部屋にある。
ミニコンポは妻も音楽を聴くのに使っているので、それを持って行くのは不可。
ということで、最初は安めのCDプレーヤーを買ってPC机の上にでも置こうかと考えた。
でも、CDプレーヤーって結構高いんですね。
価格.com - CDプレーヤー | 製品情報、価格比較、通販
一番安そうなのでも18000円程。
価格.com - ONKYO C-705FX2 価格比較
ちょっとそれはしんどいので却下。

じゃあ、PCで音楽再生すればいいやということになった。
PCのサウンドカードからの出力はスピーカーに接続されている。
これをAVセレクターを通してスピーカーとヘッドフォンアンプの2つに接続すればいいかと考えた。
AVセレクターならば1600円程度であるようだ。

audio-technica AVセレクター AT-SL33AV

audio-technica AVセレクター AT-SL33AV


これにケーブルをもう1組追加すればいけるだろう。

と考えたのだが、よく考えると、私が使用しているヘッドフォンアンプ(Valve X SE)にはTHROUGH OUT端子が付いている。


で、結局、PCのサウンドカードからの出力をヘッドフォンアンプに入れてTHROUGH OUTからスピーカーへ接続するという方式に落ち着いた。


次に、音源をどうするか。
CDを直接ドライブから再生するとかは論外なので、HDD上に取り込むことにしたのだが、その方式について悩んだ。
とりあえず、Windows上で再生できればいいので、Windows Media Player で取り込めば良いのだが、選択肢として「ロスレス」と「WAV」を考えた。
おそらく、音質はどちらもほとんど変わりはないだろう。
結論としては「WAV」を選んだのだが、その理由は以下。

    1. ロスレスにするとデコードのためにCPUリソースを食いそう
    2. ロスレスだと Windows Media Player 以外のプレーヤーの選択肢が少なそう
    3. WAVだと大幅にサイズが大きくなるが今時のHDD容量ではそんなの問題にならない


次にプレーヤーの選択。
Windows Media Player でも別に問題があったわけじゃないのだが、もっといいのがあるかもしれないのでちょっとだけ探した。
結果、ALSong というソフトが人気のようだ。
歌詞表示とか無駄な機能があるけど、必要な機能は十分だったのでしばらくこれを使うことにする。
タスクマネージャーで使用メモリ量を見ると、Windows Media Player が30MB超だったの対して、ALSong は10MB程度なのも良い。


ちなみに真っ先に取り込んだのはこれだ。

System Of A Down (Album Bundle)

System Of A Down (Album Bundle)


歌詞がほぼわからないので、頭の中を空っぽにして聴けるのが良い。


PCオーディオ環境を構築して、後から知ったのだが、またこんな本が発売されているようだ。
「PCオーディオを高音質化する」事に拘る人のための指南書が発売。メモリメーカ毎の音質の違いなど解説 - ちゃんねるはそのままで!

新版PCオーディオガイドブック 最高のデジタルサウンド環境を構築する理論と実践

新版PCオーディオガイドブック 最高のデジタルサウンド環境を構築する理論と実践


どこまで本気の話なのかわからないが、一度読んでみたい。


私は音楽を聴く環境としては以下の順に重要と思っている。
ヘッドフォン=スピーカー>アンプ>ケーブル>プレーヤー
私の場合は住宅事情の関係でヘッドフォンとヘッドフォンアンプに一番お金をかけている。
今気になっているのはATH-A900Xだ。
[asin:B005TPOEMG:detail]


でも、いつかはSTAX SR-007Aが欲しいなぁ・・・